内川の秋花~素朴がかわいい水引草(ミズヒキ)~
2014年9月18日●
お祝儀袋や結納で登場する「水引」は、金沢の伝統工芸の一つ。慶事を、より一層盛り上げてくれるアイテムですよね。
その紅白の水引きから名付けられたという「水引草」が、秋の内川に咲き始めました~!上から見ると赤くて、下から見ると白く見える小花は、本物の水引みたい。
お散歩中に見つけて写真を撮ってくれたのは、物知り博士のひさちゃん。華道を嗜むひさちゃんらしく、茶花でよく使われるこの水引草に目が留まったご様子。ついでに正岡子規の句も教えてくれたのでご紹介。
『かひなしや 水引草の 花ざかり』正岡子規
移ろいゆく秋の物悲しさを詠んだのでしょうか?ひさちゃ~ん、意味も教えてね~(笑)
水引草:タデ科の多年草
今冬の積雪量が気になるあなたへ
2014年9月16日●
ズバリ!今年の雪は、少なめです!
これは、内川の昆虫博士ことそうちゃんが出した予報。信じるか信じないかはあなたのご自由(笑)
ほら、カマキリのたまごが、昨年と同じぐらいの位置(地面から約30cm)にあります。昨年の積雪は例年に比べ少なかったので、今年も少ないというわけ。
カマキリのたまごと積雪量の関係。カマキリは賢くて、雪に埋もれない位置に産卵する本能があると言われています。諸説ありますが、4年連続で大当たりしてるそうちゃんの予報には注目したいですね~。
そろそろウィンタースポーツの準備をしている人へ送る、自然から推測する積雪予報。金沢市内川からお届けしました~!
読み聞かせ「おすすめ絵本」小学生向け~『おとしぶみ』~
2014年9月14日●
ファーブル昆虫記『おとしぶみ』
作:小林清之介
絵:森上義孝
出版社:ひさかたチャイルド
自然に囲まれた校舎で、清々しい朝、内川小学校3・4年生に読み聞かせを行いました。ファーブルのおはなしは子どもたちに大人気で、ファーブルを読むと言っただけで、子どもたちは近寄って聞いてくれます。その目がキラキラしてなんともかわいい。
おとしぶみといえば、折り紙ができる昆虫。葉っぱを切ったり巻いたり、まるで葉っぱの折り紙で筒を作るように、たまごのための住処をこしらえます。この住処は、住居兼食料にもなるというから、昆虫たちの世界って、実に不思議で驚きに満ちてますよね。
ファーブルは、このおとしぶみの生態を丹念に観察したことで有名です。生物学としても、文学としても素晴らしいファーブル昆虫記を、絵本というやさしい形で、小学校低学年から高学年、中学生にも伝えていけたらいいなと思います。
【読み聞かせ対象:小学校高学年向け】
【読み聞かせ時間:約10分】
葉っぱを切って、折って、巻いて・・・。ゆりかごを作ります。
ゆりかごの中には、たまごが大事に一つ入っています。
こうして見ると、本当に「落とし文」に見えますね。日本人の繊細で美しいな感性が感じられるネーミングです。
ちなみに日本はオトシブミ科の昆虫が多く見られる国で、数十種類も生息しているそうです。
▽出版社からの内容紹介▽
あの「ファーブル昆虫記」をこどもたちに親しみやすいよう絵本化。
美しく、ちみつな絵でこどもたちの科学する心を育てます。
絵本『こまったさんのスパゲティ』~おはなし料理教室~
2014年9月14日●
主人公のこまったさんは、料理の途中で不思議な世界の動物に出会い、スパゲティの作り方を教えてもらいます。
我が家でスパゲティといえば定番のミートソースしか知らなかった子どもの頃、この本を読んで、スパゲティがイタリア伝来の食べ物でいろんな種類があるということを私は初めて知りました。「ボンゴレってどんな味なんだろう~??」と、外国語の響きと味に想像をふくらませて、あとがきまで何度も読んだ一冊です。
料理のコツなども書いてあって、子どもと一緒に料理してみたくなる、おすすめの本です。(Nより)
『こまったさんのスパゲティ』
作/寺村輝夫・絵/岡本颯子
年長児のママさんへ。そろそろ「就学時健康診断」のご準備は?
2014年9月10日●
例年、秋ごろ、来年に新1年生となる子を対象に「就学時健康診断」がありますよね。金沢市立内川小学校でも、10月にその健診が実施される予定です。
そこで、実際、内川小学校に就学時健診に行った先輩ママさんにインタビューしてみました~!
Q.「就学時健診の当日は、どなたが参加されましたか?」
A.「わたしと息子の二人で参加しました!」
Q.「服装は?」
A.「普段通りでした。ただ、健診で服の着脱があったようなので、もっと子どもには簡単に脱げる服装がよかったかもしれません」
Q.「なるほど。内川小学校の印象はどうでしたか?」
A.「自然に囲まれた校舎で、生徒たちのほのぼのとした雰囲気がすごく心地よかったです!」
Q.「当日のお子様の様子は?」
A.「最初は初めての学校に息子も緊張していましたが、すぐに男の子のお友達ができて喜んでいました」
Q.「よかったですね~。心配なことはありましたか?」
A.「そうですね~。わたし自身がマンモス小学校出身だったので、少人数の学校がどんなものなのか分からず、漠然とした不安はありました」
Q.「確かに少人数の学校がどんなものなのか分からない、というのはよく耳にしますね」
A.「はい。親子で未知の世界に入るというのは不安です。でも逆に、わくわくした期待感もあったのを覚えています」
年長ママさんへ。
そろそろ入学準備は進めていますか?子どもにとっても親にとっても「学校デビュー」は、一大事業!だけど、わたしたち図書ボランティアたんぽぽでは、内川小学校にデビューする親子をあたたかく迎え、バックアップしたいとの気持ちでいっぱいです。ご質問等がございましたらお気軽にお寄せください。お友達になる日が今から待ち遠しいです!
新一年生のおともだちへ。
入学したら、たくさん遊びましょうね!いっぱいお友達ができるよ!